LPガスについて
一般のご家庭でのガス利用に関する情報をご案内しております。
1. LPガスの性質
家庭用に提供されるLPガスには次のような性質があります。
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空気より重い
LPガスは空気の1.5倍の重さがあり、漏れると低い所や物陰にたまる性質があります。
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ニオイがつけてある
LPガスそのものは無色無臭ですが、漏れたときに分かるように玉ねぎが腐ったようなニオイをつけてあります。ただし、まれにニオイが感知できない場合があります。
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燃焼にはたくさんの空気が必要
LPガスが燃焼するためには、たくさんの空気が必要です。
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液化しやすく気化しやすい
LPガスは圧力をかけて液化した状態で容器(ボンベ)にはいっています。通常、気体のLPガスは冷却(-42℃)あるいは圧力をかけると簡単に液化します。
- 容器の近くで焚き火などをして容器の温度が高くなると、圧力が上昇して安全弁が動作し、空気中にガスを放出することがあります。(卓上コンロ用ボンベには安全弁がついていません。)
- 液体のLPガスが皮膚に触れると凍傷になることがあります。
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クリーンなガス
LPガスそのものには人体に有害な一酸化炭素(CO)は含まれていません。
- ただし、換気不足などで不完全燃焼を起こすとCOを発生します。
- LPガスそのものは炭化水素ですから、大量に吸い込むと意識を失ったり、窒息することもあります。
2. LPガスの設備
LPガス設備には「お客さまの所有物」と「京葉ガスリキッドの所有」があります。